プレッパーズでは、イメージング質量分析や液体クロマトグラフィー質量分析に関する独自の高い技術力を駆使した受託事業を展開しております。
ご興味のある方、団体様はメニューのお問い合わせからお申し込みください。
イメージング質量分析は、生体試料における各測定点の分子情報を空間情報と合わせて取得し、網羅的な分子マップの情報を得ることができる手法です。この手法はラベルフリーで行うため、従来 化合物の分布解析のために行われてきたオートラジオグラフィよりも安価で迅速に、且つ未変化体と複数の代謝物ごとの臓器/組織内分布を解析することが可能となりました。
イメージング質量分析は、マトリクス支援型レーザー脱離イオン化法(Matrix-Assited Laser Desorption/ionization: MALDI)を用いることが多いですが、弊社ではこれに加えて高感度な脱離エレクトロスプレーイオン化法(desorption electrospray ionization: DESI)を開発し(特許出願中)、この高感度DESIによって、試験した化合物のうち7~8割程度を検出することが可能となりました。一方、DESIに比べMALDIの方が現在は解像度が高く、測定できる分子量の範囲も広いことからお客様からのニーズも高いため、MALDIについても私たちは日々高感度化に取り組んでおり、期待される結果が得られてきております。お客様は2つのイオン化法の中から、目的に合わせたイメージング質量分析をお選び頂くことができます。
私たちはイメージング質量分析事業を通じ、お客様の財産である化合物の薬物動態解析、毒性予測、薬効解析の一助となるデータをご提供いたします。
LC/MSは、溶液状の混合物試料を、LCによって成分分離し、順次マススペクトルを得る事が可能な機器分析法です。他の機器分析法に比べて、高感度・高選択制が特長で、複雑な混合試料中の微量成分の定性分析、定量分析に威力を発揮します。血中の医薬品濃度測定、医薬品の代謝物分析、抗体医薬品分析、疾病に関わるマーカー探索研究、環境汚染物質の分析、有機材料分析、食品分析など様々な分野で用いられています。
私たちは、2機種の高分解能LC-MS/MSおよび三連四重極LC-MSを駆使し、定性・定量共に、LC/MSに関する様々な受託分析に対応いたします。特に高分解能LC-MS/MSを用いた定性分析に関しては、データ測定のみならず未知化合物の構造推定まで請け負います。
内容 | 単価 |
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基本分析(マススペクトル測定&イメージ画像作成)、1切片 | 300,000 |
定性分析オプション1(組成推定&データベース検索)、対象イオン5つまで | 100,000 |
定性分析オプション2(組成推定、MS/MS測定&化合物推定)、対象イオン5つまで | 300,000 |
定性分析オプション(標品で検量線を作成する定量分析) | 300,000 |
切片作製 | 50,000 |
HE染色(MALDI測定後のマトリックス除去含む) | 50,000 |
光学顕微鏡画像撮影 | 50,000 |
・検体数や条件によって料金は異なります。詳細はお問い合わせ下さい。
・分析内容を打ち合わせした上で、見積を作成致します。
・オプションは使用する装置によってお受けできない場合があります。
・価格は予告なく変更する場合があります。